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WordPress「DB Cache Reloaded Fix」のキャッシュフィルタを設定する

WordPressには沢山のキャッシュ系プラグインが存在します。
一番有名なところでいいますと「WP Super Cache」でしょうか。

ただ、私が知る限りこのプラグインは他のプラグインに悪影響を及ぼします。
というよりも、他のプラグインへの影響を回避するための設定ができないといった方が正しいでしょうか。

私が運営しているWEBサービスでは以下のプラグインを利用しています。

利用しているプラグイン

  • WordPress Popular Posts
    記事のランキング表示、閲覧回数表示が可能
  • WP-PostRatings
    記事の評価が可能
  • Search Meter
    サイト内検索のキーワードを取得

以上の3つのプラグインは、「WP Super Cache」を利用すると正常に動作しません。

WP Super Cacheによる影響

  • WordPress Popular Posts
    閲覧回数がカウントされない
  • WP-PostRatings
    ユーザーの評価が反映されない
  • Search Meter
    サイト内検索のキーワード履歴が取得できない

そこで、私は「WP Super Cache」を諦め、「DB Cache Reloaded Fix」を利用することにしました。
「DB Cache Reloaded Fix」は、データベースへのアクセスをキャッシュするプラグインです。
周知のとおり、WordPressはユーザーが訪問するたびにデータベースにアクセスします。
そのため、記事数やユーザーのアクセス数が増えると、サーバーに大きな負荷をかけることになり、結果的にページの表示速度が遅くなってしまいます。
それを防ぐために「DB Cache Reloaded Fix」を利用し、データベースへのアクセスを減らして、ページの表示速度を速めます。

ただし、「DB Cache Reloaded Fix」を初期設定のまま利用すると「WP Super Cache」と同様に、前述の3つのプラグインが影響を受けてしまいます。

「DB Cache Reloaded Fix」による影響を受けない設定方法

プラグインの設定画面を表示すると「キャッシュフィルタ」という項目があります。

初期設定

_posts|_postmeta

追記後

その項目にキャッシュさせたくないデータベースのテーブルを追記します。(「|」で区切ります)

_posts|_postmeta|_ratings|_popularpostsdata|_searchmeter|_comments

キャッシュフィルタに追記したテーブルについて

追記したテーブルの解説は以下のとおりです。

  • _ratings:「WP-PostRatings」のテーブル
  • _popularpostsdata:「Wordpress Popular Posts」のテーブル
  • _searchmeter:「Search Meter」のテーブル
  • _comments:コメントのテーブル

これで、「DB Cache Reloaded Fix」を気兼ねなく利用できますね。

投稿日
2014年9月19日
カテゴリー
WordPress, プラグイン

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